12月15日(日曜日)映画 家族を想うとき

朝一で、スーパーへ売り出しのジュースを買いに行く。愚弟と二人で行って、一人頭の限界まで買うわけです。せこい話ですね。そして12:00からの回を観るために新宿武蔵野館へ。早起きは三文の徳か?偶然にも都営新宿線の車内で声をかけられた。

Y姉さん夫妻です。久しぶりだ!!なんか無性に嬉しくなったな。お互いの生活圏を考えれば、そんなに不思議な事ではない。だけど10両編成の車内であったわけだ。なんか気分が晴れた感じです。

今回の映画は家族を想うときです。宅配ドライバーの話…と言ってしまっていいのかな。雇用体系ではなく契約関係にあり、自営業者としてリスクを背負ってやっている。貧困もテーマのひとつです。

この契約の中で、罰金(ペナルティ)に関する事がよく描かれている。元請けの宅配業者が、下請けの自営業者と契約違反?があるとペナルティが化せられる。事実上は雇用契約でありながらだ。日本にもこの制度があって、昔ほどではないが海コン屋にもいる。ただリスクは負うけど、極端なペナルティはないな。

個人的には昔いたブラック企業で、この手のペナルティは沢山見てきた。遅刻した場合などは、なかなかの金額を引かれていたが、まぁ〜この手の連中を出勤させるには…といった側面もあり理解出来た。ある時期まで金払いも良かったしね。法的にどうとかじゃなくて、それらをクリアした時の報酬を考えれば、それもありか?って話しです。

ただこの映画に描かれていたのは、ちょっとペナルティが多すぎる感じだな。あまり書くとネタバレになるが、保険が適用されない…なんて話も出てきた。これから日本もますますこんな形になっていくのだろうか?いや、もうなっているのか?そのなっている部分を俺はよく知らない。映画はこれらの事に絡めて、家族間のズレが悲劇に絡んでくる。

まぁ〜なんと言おうか、ヨシやるぞと宅配の世界に飛び込んでも、こんな状況か….となっているわけです。日本でも一念発起しても、色んな事に縛られて、昔の佐川急便的な仕事もなくなっている。凄くリアルな物を見てしまった感じがします。外国映画なのにね。いい映画だったけど、ちょっと心に嫌な感じで引っかかりました。

帰りに撮鉄もどきです。鬼越駅近くですね。この辺で京急の車両を見るのは嬉しい。それになぜか京急の車両なのに西馬込行きだった。こういう運用なのでしょう。以前にも見た事があります。俺の週末が終わる。