9月15日(火曜日)国勢調査の嫌な思いで

本日も平和に終了です。昨日は港の番人状態だったけど、今日は港での仕事は一切無しでした。珍しいけどこういう日もあるよね。俺自身相変わらずな感じだけど、仕事はちゃんとやっていますよ。って書くとあら探しするヤツが出て来るかな?

我が家にも届いていました。国勢調査の書類です。何でもオンラインで出来るらしく、やってみましたよ。はっきり言って書類に書き込むより簡単です。同封されているIDとパスワードでログインして、指示にしたがって選択して行くだけです。書き込む項目は少なかったな。

こういうのが始まるとセキュリティーが…などと絡むアナログなジジババがいる。セキュリティに関しては心配した方が良いとは思う。ただそういうことを言うヤツに限って、書類を見てログインすら出来ない困ったちゃんだ。ファミレスに置いてあるタブレットを使えるようになってから、その手のことを話題にしなさいよと言っておく。

さて、逆にアナログの時代の国勢調査について、セキュリティもプライバシーもあったもんじゃない時代のことを書いておきます。ほぼ記憶で書くが、起こったことに間違いは無いと思うのであしからず。1975年第12回の国勢調査(簡易調査)の時でした。調査員(といっても近所の人)が回収しに来るシステムでした。

お袋が書いて提出したのだけど、この当時は封もせずに渡すシステムでした。そして提出して数時間も経たないうちに調査員(近所の人)が来て、記載していた内容に意義のような物を唱えてきました。その意義って言うか、言いがかりをつけて来た内容はオヤジの職業のことです。ミキサーの運転手だったのだけど、雇用形態に関して四の五の言ってきたのです。流石におかしいので、その場でお袋は抗議をしていました。さらにそれだけに収まらず、書類に書いてあった問い合わせ先にも電話で抗議していましたね。その調査員の所にすぐに連絡が行ったのでしょう。誤りに来ていました。

この時、俺小2。この流れは鮮明に覚えています。理不尽と言うか、明らかに人の家に土足で踏み込んできた調査員に、子供心に怒りを感じていたのだと思います。大人になってから、この一件に関してはお袋とすり合わせをしました。なので間違いの無い事実だと思ってください。

そして次の国勢調査です。1980年第13回大規模調査です。この時俺中一でした。確か記載した書類を調査員に手渡す方式は変わらなかった。でも希望者には密閉用の封筒をくれたと思います。希望者ってのがまだまだだけど、確かそのように記憶しています。前回の一件があったので、もちろん我が家は密閉用の封筒をもらいました。この時の我が家の国勢調査に関してはこれだけです。

ただ気が付いたことがあります。学校でウチの親が調査員をしている..という同級生が多数いました。この時に私がひそかに思ったこと…信濃町に比率が高い。それに関してはあくまで私が知っている範囲とだけ行っておきましょうかね。そしてこの次の国勢調査から、密閉用の封筒がデフォルトになったのだと思います。

国勢調査だけじゃなくて、クレジットカード等の信書に対する扱いを考えてこなかったのでしょうね。警察にやらせるようなことじゃないし、郵政事業でこの辺のことをしっかりやれば良かったのだと思う。そうすればお役所の利権にもなったし、変な形での郵政民営化なんてことも起きなかったかもしれない。郵便局員が国勢調査の書類を、一件一件回収するのは難しいでしょう。だけど、この手の重要書類を投函出来るポストを、作ることを出来なかったのかな?

信書の配達/国勢調査/選挙絡みのこと…手間や金がかかろうと、この辺のシステムを構築しなかったことは怠慢だと思うけどね。必ずしも郵政事業でやる必要はないけど、でもそこが一番近いかな?