10月18日(日曜日)映画3本 / とんかつBAMBOU

映画を3本観てきた日曜日です。思ったより楽に観られたな。まず一本目はヒューマントラストシネマでわたしは金正男を殺してない(原題はASSASSINS)です。9:35からの回だけど、なかなかの盛況ぶりでした。やはり注目度が高いな。金正男を暗殺した実行犯二人は、ドッキリカメラの様な物だと言われて利用されたって話のドキュメントです。これ、有罪が確定されれば死刑と言う事件で、日本でもかなり報道されていた事件だ。死刑にはならず釈放となったんだけど、これが死刑になったら…と思いますね。最後まで飽きずに観る事が出来ました。

写真は有楽町のガード下です。この一角は闇市?がそのまま残ったのって感じですよね。ここ、結構好きなんですよ。そしてヒューマントラストシネマの会員証が2ヶ月延長となった。コロナ禍で営業をしていなかった期間に対する保証みたいですね。

地元のシネコンに戻って2本目です。まずは星の子です。大森立嗣監督で、もはや子役と呼べなくなった芦田愛菜の演技が絶賛されていた。同世代の女優達も良い感じで、この娘達はこれから出て来るのだろうな。

でも観終わった瞬間、勘弁してくれと思った。大森立嗣監督リアルすぎ。俺にはきつすぎると思った。それでもちょっと時間を置くと受け入れられた。カルト教団にハマった信者の家族の話だ。そのハマった側からみた作品です。永瀬正敏・原田知世演じる夫婦が、娘(芦田愛菜)が未熟児だった事により新興宗教にハマる。ちょっと温度差はあるけど、娘も信者だ。ただ上の娘(蒔田彩珠)は家を出る。そんな中、大友康平・池谷のぶえ演じる伯父夫妻の存在。姉となる蒔田彩珠の存在。この辺が救いになったかな?

そして改めて思った事。やっぱり俺はカルト教団にハマるような人たちは受け入れられない。痛すぎる。ベクトルは違うかもしれないけど、アル中や酒乱と同様だな。あくまでも俺にとってはね。今後ともこれらと関わらないように、自己防衛して行きます。このブログを書いている時点で、この作品は凄いと思いましたとさ。

三本目は望みです。これはサラッと入っていけた。事件に巻き込まれ、行方不明になった息子が加害者なのか?被害者なのか?加害者家族の状況も描かれていて、ここが良かったな。誰も守ってくれないと言う映画は、やはり加害者家族側の立場を描いた作品だ。それとも違う視点で描かれていて良い。

日本人ってのは昔から、何か不始末をしでかした家に石を投げに行くような感覚がある。それも普通のことのようにだ。ネットの時代になってから…と言う人もいるけど、俺は関係ないと思うな。この村八分的な感覚は、田舎も都会も関係ない。それでいて、客観的な立場にいる時は、そんなことをするなんて考えられない…などというのである。現実的な話の展開で良かったです。そして清原果耶の存在感。これからまだまだ出て来るね。

昼飯はとんかつでした。Twitterのフォロワーさんが情報提供していた本八幡のBAMBOUです。こだわった肉を使っていて、絶妙の揚げ加減でした。コロナ過なので消毒などにも気を遣っていいます。別のテーブルで食事をしていた人も、同じフォロワーさんから情報を得ていたようです。話し声が聞こえました。商業地としてはちょいと駅から離れた裏通りです。駅から離れたと言っても、5分と歩くわけではありません。その辺も俺にっては都合が良い場所だな。また行きます。(文中敬称略)