10月23日(金曜日)YS-11になる前に終わったMRJ

本日も平和に終了です。業界全体が暇なのに、今日も特定のヤードが混んでいる。毎日同じ事の繰り返しである。今日は上手く並べたのに、搬入出来ないと言うお粗末な結果が待ち受けていた。落ち込む。写真は本日のランチです。

昨日、ブログをアップした直後に舞い込んできたニュースです。

三菱スペースジェット、開発を事実上凍結へ 需要蒸発と完成度不足

見出しだけ引用しておきます。登録すれば全文無料で読めます。 MRJってのは旧名らしいです。この飛行機の開発が始まった時から、本当に上手くいくのかな?と思っていました。開発状況は時々ニュースになっていたけど、プロジェクトXで観たYS-11の時に似ている感じがしていました。こんな物を作るんだったら、日本独自の部分的な技術を磨き、もっと長いスパンで純国産を作る事を考えた方が良いと思った。

エアバスやボーイングの飛行機は、日本の重工業がかなり食い込んでいると聞いた。そっちだと思うのだけどね。このスペースジェットはエンジンがロールズロイス製だ。ここもYS-11とダブって見える。Aviation Wireの記事は業界紙だけあって、最新の試作機の完成度の低さにまで言及している。コロナ禍で需要が見込めなくなったのも事実でしょう。でも良いいいわけが出来たのではないかな?と思います。

MRJの存在を知ってまもなく大丈夫なの?と思い始めた俺。予想以上にお粗末な結果でしたね。落とし所が出来たという点で、コロナ禍は良いように作用したように思えます。コロナ禍は良い事ではないけど、こんな副作用もあちこちであるよね。