5月19日(水曜日)過ぎし日のセレナーデをもう一度観たい

本日も底辺労働者としての一日が終わった。相変わらず交通量は少ないし、仕事も薄い感じだ。世の中こんな物なのだろう。あれもこれも自粛なら当然の事です。そして港は相変わらずな感じだしね。

昨夜、そろそろ寝ようかと思ってTwitterをチェックしたら、俳優田村正和の訃報が飛び込んできた。4月3日に亡くなっていたそうで、全てが終ってからの公表という事ですね。合掌。

これは今日付けの毎日新聞の訃報記事です。この記事に限った事じゃないけど、眠狂四郎・古畑任三郎・うちの子にかぎって・パパはニュースキャスター・ニューヨーク恋物語…この辺の作品が記載されている。世間的にはこの通りなんだろうな。でも俺的には、ニューヨーク恋物語のあとのドラマで、過ぎし日のセレナーデを訃報記事で語ってもらいたかったな。このドラマについて触れている記事は少ない。

ニューヨーク恋物語同様、鎌田敏夫脚本の作品で全21話の大作です。神戸を舞台にしていて、その街並みの捕らえ方も映像として良いです。個人的には和田岬線がまだ客車で、その様子がオープニングテーマで流れてくる。あの時代の神戸がよく出ています。主演である田村正和の役どころも、THE田村正和な感じです。俺の中での田村正和はここにあります。

リアルタイムで全部観ているのだけど、もう一度観たくて定期的に検索をかけているのですが、ソフト化されていません。配信もされていません。何が引っかかっているのかは分かりません。多分追悼番組としても再放送されないだろうな。

こういう実績のある方が無くなると、あの人はあの作品を取り上げられるけど、あれが代表作じゃない…みたいな言われ方をする事があります。共感出来るか出来ないかじゃなくて、リアルタイムで全盛期を知らないと、そうなの?で終ってしまいます。美空ひばりを取り上げる時に、川の流れのようにが代表作みたいな扱いを受ける事が多い。あの曲は好きだけど、ちょっと違うと思う。今回の訃報記事もそれに近い物を感じたな。過ぎし日のセレナーデをもう一度観たいです。

訃報の話の後でなんだけど、仕事が終る頃に、星野源・新垣結衣結婚のニュースが飛び込んできた。一瞬、今更何のプロモーションなの?と思ったけど、本当だったんですね。それでもって、タイムラインの賑わいが半端じゃない。なんか凄い影響力だな。そんな一日でした。

文中敬称略