11月21日(火曜日)

大竹まこと ゴールデンラジオ!のゲストは犯罪加害者家族支援をしている、阿部恭子さんという方でした。犯罪者の家族を支援するNPO法人か。犯罪者家族というキーワードで、一番最初に頭に浮かぶのは“誰も守ってくれない”という映画です。18歳の少年が小学生姉妹を刺殺。その家族のことを描いていると言えばいいか?主に中学生の妹を守る刑事ってのが、話の軸かな。

写真は都電の向原電停踏切です。珍しく先頭で信号に引っかかったのでパチリ。

印象深かったシーンは、家宅捜査の最中に、役所の戸籍担当者が来ている。ここで書類をさっさと書かせるのだが、これが凄い。この場で、父親と母親が離婚して結婚するのだ。ようは奥さんの方の籍に入って、姓を変えるのだ。そして中学生の妹は就学猶予となる。役所の担当者の事務的かつ、現実的な対応シーンに関心しました。

全体的な流れというか、目の向け方は、なんで加害者側の家族が、守られなければいけないのか!!そんな社会の空気を描いていましたね。これが一般的な感情なのかな。番組の中でも、弾圧される加害者家族…みたいな事を、阿部恭子さんが語っていた。

この辺が、俺の世間とのズレだな。誰もが公には、加害者家族への誹謗中傷はしないでしょう。でも一皮むけば…なんか隣組のDNAが刷り込まれているのかね。どうもこの感覚が俺には理解できないのである。

WOH(阿部恭子さんが代表)という特定非営利活動法人が加害者家族の支援をしているそうです。内部の事は分かりませぬが、この活動自体を支持したいな。