12月21日(木曜日)

今日の朝一の現場は難儀だ。志木駅の近くです。角度的に難しくはなかったが、ちょっとした通りから左バックで路地に入れる。こりゃ参ったな。もちろん、事無きを得て終了だが…以下自粛。

仕事から離れた所で、私の不注意で怪我をしてしまった。結局病院へ行ったのだが、5針も縫われてしまった。麻酔を打たれる時が一番痛かったかな。

さて、この病院絡みの動きで、ちょっとアナログなと言うか、古典的な人間関係をなぞる事になる。病院で受付を済ませると、ご近所さんに遭遇。ちょっと足が悪いとかで、整形外科で通っていると言う。一通り話をして、私もこの状態なので、時間がかかるかもしれない。それでよろしければ送っていきますよ。と言ってみた。結果待っていてくれて、ご自宅まで送迎です。って距離にして2キロもないけど…しかも隣か?ってな場所です。

痛み止めと化膿止めが出た。隣にある調剤薬局で出してもらえばいいのだが、調剤薬局と言えばいつものあそこだ。いつもは支店で受け取るのだが、今日は閉まっていた。本店の方に行くと、女将さんが相手をしてくれてやれやれです。最初は私の事がわからなかった。クスリをもらう段階になって、福田さんだったのね…と言われました。そんなに距離が離れている本店ではないが、こちらは子供の頃に来たっきりだ。おやじが生きている時は、お袋も頻繁に来ていたようです。お父様が生きていた頃は…なんて話も出ました。それで、あの福田さんとなったわけですね。

そして待ち時間に、品の良さそうなお婆さんに、話しかけられた。何処まで帰るのか?などと聞かれて話しが転がる。こちらも姉さんはどちらまで?と聞き返すと、ここが私の家だけど、上がるのが億劫で…とこぼしていた。いやはや、こちらも子供の頃にお会いして依頼だが、この調剤薬局の大女将さんだ。失礼しました。しかしお元気だな。多分90は超えていると思う。

なぜこの調剤薬局に来るか?プロフェッショナルだからですよ。病気のデパートと化したお袋は、この調剤薬局さんおかげで、助かっている部分が大きい。俺のクスリの話をする時も、安心出来るような事を言ってくれる。おやじが癌になった時も、この薬局で良かったと思う事があったな。

年末にこの怪我はちょっとショックだけど、病院へ行ってご近所さんに遭遇して、調剤薬局で思う所があって…12月に入ってから風邪は治らないし、怪我はするし踏んだり蹴ったりである。だけどこんな出会いと発見もあるのである。と考えるのはやせ我慢かな。