1月12日(日曜日)映画2本 フォードvsフェラーリ / パラサイト 半地下の家族

天気もあまり良くないという予報だったので、俺の気分に関係なくお出かけは無し。近所のシネコンで映画を2本観てきました。思ったより元気じゃん!!時間の関係でフォードvsフェラーリから。原題はFord v Ferrariで微妙に違う。欧州諸国ではLe Mans 66らしい。個人的にはこっちの方がしっくり来るかな。ただアメリカ映画だからね。フォードvsフェラーリに日本ではなるのかな。

クルマ好きとしてはたまらない内容です。フォードがLe Mansに打って出る話ですからね。時代背景は1966年のLe Mansがクライマックス。私が生まれる前の年です。なので、中途半端な歴史的な知識しか持っていない。それでも色んなネタがが満載。ヘンリー・フォード2世/リー・アイアコッカ/キャロル・シェルビー…この3人が出てきただけで満足かな。でもクルマに興味が無い人でも楽しめる映画だと思います。

2本目はパラサイト 半地下の家族です。簡単に言ってしまえば、韓国の貧困を扱った映画だな。日本の万引き家族、欧州の家族を想うとき、そして韓国のパラサイト 半地下の家族。勝手に貧困三部作と思っています。このうち2本が、カンヌ映画祭パルムドールを受賞している。そういう時代なのか?

ネタバレってのも良くないので、受け売りを交えての俺のツボを書いておきます。文字通り半地下に住んでいる家族の物語です。ユニットバスがあるのだけど、便器が高い位置にある。予備知識があって観たのだが、やっぱりびっくりです。下水管の下に住んでいる事になるのです。ソウルではこの手の物件でもそれなりの家賃を取られるらしいけどね。

そしてここに住んでいるがゆえの、臭いがひとつのキーワードかな?この部分はやり過ごす人も多いかもしれない。だけど俺は気になった部分かな。こっちもかなりお勧めな一本です。

映画だけでなく、これからの世の中は貧困と差別は避けては通れない。俺らが子供の頃だって、スクールカースト(当時この言葉はなかったけど存在はしていた)に始まって、差別的なものは沢山あった。俺ん家だって貧乏人だけど、なんだかんだ言って右肩上がりの中にいたんだなと思う。でもこの先は明らかに貧乏と差別はもっと絡んでくるだろうな。