2月21日(日曜日)映画を2本。あの頃。 / すばらしき世界

一応計画的に起床です。昨日のうちにチケットの予約をしておいた。朝から近所のシネコンに向かいます。調べてみたら映画館に行くのは、今年は初めてです。そして近所のシネコンは改装したばかりで、ちょいと様相が変わっていましたね。

まずはこれ。あの頃。です。事前知識ほぼ無しで観て来まいした。“ハロプロ”にすべてを捧げた男たちのくだらなくも愛おしい青春の日々”と公式サイトに歌っている。そのまんまです。楽しめましたよ。2004年から話はスタートするんだけど、主人公の部屋には、ブラウン管のテレビと初期型iMacが置いてあった。

20年以内の時代考証だと、この辺がすぐに分かる部分かな。ガラケーでメールをしていたしね。それ以外の部分は今と区別がつかない。ハロプロが題材だから、その辺の事でも時代を感じるけど、そっち方面は詳しくないからな。あまり関係のない世界の話だったけど面白かったです。

一時間とあけないで、次はこれです。すばらしき世界。刑務所暮らしの長かった、男の社会復帰の話とでも言っておけばいいかな。実話が元になっています。原作は1990年代の小説です。でも映画はほぼ現代の設定でした。これも俺の中では予想通りに当たったかな。

こういう人生を送ってきた主人公の、人間性だとか葛藤がよく描かれていました。そういう括りをしていいのかは別として、この感じに近い人を何人か知っています。なので役所広司さん演じる主人公の葛藤というか、動きにスッと入って行けた。そう言うとそっち側の人間か?とか、逆にお前に何が分かる?といわれそうだけど、こんなんじゃダメだと見捨てる観点じゃないって事です。実際には関わりたくないけどね。またこの役所広司さんの演技力が凄いんだな。この葛藤の描き方は凄いぞ。西田美和監督か…

あとは白竜とキムラ緑子だな。この二人の極道ぶりがまた良い。出ずっぱりってわけじゃなかったけど、この部分のシーンはこの映画の重要なシーンのひとつだと思いますね。間に合って良かった。(文中敬称略)

愚痴なのでここから先は読まないように。すばらしき世界の本編が始まってちょっと経っているのに、係員が俺の横に婆さんを案内してきた。悪いけど本編が始まっているわけだし、別の席に座らせろよと思った。スクリーンを遮って、俺の横に座らせるか?もう一度言う。本編が始まっているんだぜ。

そのあとで郵便局に行ったけど、国道で婆さんが横断してきた。それも俺の前まで来たら、そっちが速度落とせばぶつからないだろうってなノリでノロノロと歩き始めやがる。睨まれた上に手を上げてやり過ごそうとした。数十メートル先に押しボタン信号があって、その糞BBAは渡ってから押しボタン信号のある方向に歩いて行ったのである。信号と逆に行くならまだしも(それもダメだけど)、なんだこれ?ま、自分の都合だけなんだろうね。と自分のブログで愚痴っておきます。