3月29日(月曜日)映画 ノマドランド / 騙し絵の牙

車検と一般整備でお休み。昼から、近所のショッピングモールに併設されているシネコンに向かう。そうだ、まずは現金を下ろさなきゃ。ほとんど使わないだろうけどね。そのショッピングモールには、第一勧業富士興銀のATMがある。やや混んでいる。雰囲気としては、ネットバンクに全く対応していない方々が大層な時間を費やしているようだ。仕方があるまい。ATMとはそういう物だ。ましてやこれはコンビニのキャッシュディスペンサーではない。れっきとしたメガバンク純正のATMだ。だけど一定以上占有したら、並び治せよだな。

そして俺の後ろに並んだ糞BBAがいけない。電話で大声で話している。何度も睨んだけどお構いなし。きっと睨むには不適切な優しい目をしていたんだろう。そんなこと言われた事ないけどね。糞BBA無敵である。そう言えば、Whon are you?な元首相が女性と言うには…などと言う失言をしたらしいね。女性と言うには女性に失礼な糞BBAに遭遇しましたとさ。

本日のランチ。珍しくマクドナルドです。おれ、そんな面倒くさいこと言ったかな?やる気が無いなら…以下自粛。そしてこれまたイートインで、大声でもないけど電話でずっとくだらない事を糞BBAが電話で話している。平日のショッピングモールって、俺が行っちゃいけない所なのだなと思うようにした。何か無法地帯な感じがしました。糞BBAが二人いると、アメリカと戦争やっても勝てるんじゃないか?と思った。

そう言えばこの例えで、某財閥とアメリカと戦争をやったら勝てる…と言ったら真剣にβακαにしてきたと言うか反論してきたヤツがいたな。あいつは今どうしているだろうか?単に比喩で言っただけ(当たり前)なんだけど、キチガイ病院でも入っているのだろうか?最近見かけないなぁ〜

こんなつまずきはあったけど、映画は良かったな。一本目はノマドランドです。車上生活しながら、日雇いで食いつなぐ高齢労働者の話だな。この境遇は自分とダブる。キャンピングカーで生活をしているんだけど、これが日本なら漫画喫茶だよな。全くこの境遇を笑えない。この車上生活者の生活で、ちょっと気になったシーンと言うか、特にささった部分がふたつある。ひとつはトイレである。

砂漠で用を足すシーンがあった。主人公の女性です。それと車内で用を足すシーンもあった。その排泄物の処理の仕方を抗議する場面もあったな。洗濯はコインランドリーで済ませていたけど、このトイレ問題は相当来ていた。

もう一つは髪を切るシーンだ。2回出てきたかな。切ってあげる場面と、自分で切る場面だ。トイレとは違った意味で、グサッと来たかな。だいたい月末に俺は床屋に行く。その頭だから自分でやれば?とも言われるが、丸刈りでも床屋さんにやってもらう意味は大きい。その床屋さんの客も高齢化が進んでいて、毎月来るひとは少なくなっていると言う。床屋さん自身も丸刈りなんだから…と言ってくれるが、短くしているからすぐに鬱陶しくなる。それに髪を刈ってくれる事もそうだけど、顔と襟足をプロに剃ってもらうのは何とも気持ちがいいのである。

身だしなみやお洒落などと言う言葉からほど遠い俺。だけど月に一度の床屋さんは、自分が普通の生活(これは世間に対する嫌み)をしている証のひとつかな?いつも言っているけど、このあばら家に死ぬまで住めて、運転出来るうちはクルマを所有する…これが俺の目標である。

この映画は、その俺の目標から少しだけズレた環境を描いています。アメリカの話だけど、日本にもまんま当てはまるし、漫画喫茶の生活になんかならないと思っているひとは、そう思っていればいいさ。早くも今年ナンバー1映画かもしれない。

2本目は騙し絵の牙です。ノマドランド終わって10分後の上映です。効率が良かった。こちらはそんな重い感じで観たわけじゃありません。だけどなかなか面白かった。こちらもお勧めですよ。松岡茉優さんの家になっていた本屋さんが良かった。調べてみたら、行田市に実際にある本屋さんのようですね。僕ら世代からしたら何の変哲もない本屋さんです。でもこういう本屋さん少なくなったよな。あまり聖地巡りみたいな感覚はないけど、この本屋さんはこの映画を引き立てている感じがする。愚痴から書き始めたけど、良い映画を2本観た日でしたとさ。