6月26日(日曜日)映画 PLAN75 / スーパーカブ復活

朝から食事の用意をしてあれやこれやとバタバタする。昨夜から今朝にかけてのラジ録は全滅。タイムフリー録音でリカバリーしました。NHK FMはRadio Server PJ-35を仕掛けてあるので、そちらで勘弁してもらいましたとさ。

そして銀座から本八幡駅まで戻ってきたら、バイク屋さんから電話が入る。スーパーカブ復活です。深刻なダメージは無く、メンテナンス程度の整備で終わりましたとさ。駅近くでかい物をして、バスでバイク屋さんに向かって引き取って来ました。やれやれ。梅雨と言えども、晴れの日が続くみたいなのでしばらくはカブで通勤します。

シネスイッチ銀座にPLAN75を観に行って来ました。PLAN75とは75歳になったら、自分で死の選択を出来る制度です。こういう制度が出来たと言う設定ね。昭和の時代だったら、カルトやSF映画に入れられたんじゃないかな?でもそんなこととは関係なく、まさに現在の空気で物語は進行して行きます。全く不自然な部分がないですね。日々感じている生活感がそのまま映画に現れています。それでいて75歳で死を選択出来る制度が成り立っていると言う恐ろしい映画です。と言うか、それが現代社会なんでしょうね。炊き出しやっている横でPLAN75の出張申請窓口が置かれているシーンがあった。この部分、俺には象徴的だったな。

俺自身、100歳になったら市役所が安楽死を勧めに来るよ…なんて話をしています。これ、結構まじめにそうなっても不思議じゃないと思っています。こういう話をすると、親世代は笑います。縁起でも無いこと言うもんじゃないよ…と言う人はいるかな?なので、このPLAN75と言う架空の制度も受け入れちゃっているんだよね。実際のこの手の制度が実現するのか?それは分からんけど、年寄りは死ねみたいな空気は、俺が後期高齢者になる時は、もっと強くなって行くでしょうね。

映画館はほぼ満席でした。ソロ活女子の割合が多かったかな。男性よりも女性が多かったように思えます。もちろん私より年下もいましたが、年上が多い感じかな?主人公が女性(倍賞千恵子さん)と言うのもあるけど、女性の方が現実を見ているか?その辺も性差が無くなっているかな?とにかく女性が多めの映画でしたね。この映画は俺達世代は観ておくべきです。