5月9日(木曜日)フォークリフト技能教習1日目

毎日これをチェックしているご近所の方々ご苦労様です。(一部の人に向けての嫌味です。)本日も失業者の一日が終わった。使わない脳みそを使ったゆえか?早々に寝落ちしてしまいました。

朝からフォークリフト運転技能教習に出向く。平たく言えばフォークリフトの教習所です。でもこちらは警察庁の管轄では無く、厚生労働省の管轄になるようです。ややこしい。幼稚園と保育園みたいなものかな。

今日は学科教習とそれにまつわる試験です。特に難しい事は無かったけど、ちゃんと聞いておかないと合格は出来ません。学科技能ともに不合格になると、補習の後に再試験を受ける事が出来ます。この辺は一般的な自動車教習所と同じですね。でもこの補習と再試験は一度しか受けられません。もしここで不合格となると、再入校と言う形になり、また同じ金額を納めなければならない。実際に2回目の入校を経験した人がいて、その人は2回目の入校の時も合格出来なかったらしい。義務教育の敗北と言うより、何らかの障害を抱えていたのかと思うのであります。

私が受けたコース及び一般的なコースでは、力学・荷役・法令の3つの科目があります。6割取れれば合格です。ただしどの科目も、2問以上正解しなければならない。まぁ〜ちゃんと聞いていれば…レベルのはずなんだけどね。

講師の先生曰く、力学で落とす人が多いようです。全体では6割以上の正解率を取っているのだけど、力学が0点と言う人がけっこういると言う事です。各科目2問以上正解していないと不合格です。力学と言うとなんか難しそうですね。教本には高校の物理のようなことが書かれています。慣性の法則もありました。不等式なんかも記載されているけど、それを問いてどうのこうのと言うことは無い。その教本に書いてある不等式を、図解とともに理解出来れば大丈夫です。高校の物理と言いましたが、中学校出ていれば何の問題も無いレベルです。やっぱり義務教育の敗北か?

お前はどうだったのか?多分大丈夫でしょう。技能試験が終わるまで学科の合否も教えてくれません。不合格の可能性があるとしたら、答案用紙の記載方法が間違っていたんだな。

ちょっと私が受講したコースについてです。F1(この教習所独自の呼び方)と言うコースを受講しました。大型特殊免許を持っている人が対象です。2日間で取得出来ます。今日の学科はF3コースの人と一緒でした。このF3コースが一般的じゃないかな。普通自動車免許以上を持っている人だね。4日間かかります。走行操作の技能教習もあってまんま教習所ですね。私の場合は荷役の操作だけです。それでも4時間乗るんだけどさ。

約40人が教室にいまいました。F1は1/4程度だったようです。ほとんどが会社の予算で来ている感じでしたね。有る程度現場経験があって…と言う感じなのかな?俺みたいのは少数派です。

驚いたのは、時間に物凄く厳しいと言う事です。講習はきっちり一コマ60分です。40分とか50分じゃない。ちゃんとチャイムが鳴る上、講師がスマホで計っている。おまけに教室にはカメラがあって、厚生労働省から査察も入るらしい。居眠りしていた人が、その査察で資格を剥奪されたと言う話しも聞いた。

この辺は厚生労働省管轄ゆえ、教習と言うより資格を取りに来る研修であり、勤務時間の一環と言う感覚なのかな。ま、そんな感じだから???な奴がいなかったのである。あ、ひとつだけびっくりした事があった。試験は他言語に対応していました。中国語とミャンマー語(だったと思う。違ってたらごめんなさい)で試験を受ける人がいた。構内作業の免許だから問題ないのかな?

F1(大特所持)とF3(普通自動車免許以上所持)の違いを記載しておきます。大特を持っていると、ナンバー付きの車両なら公道を走れると言うだけのものです。フォークリフトなんて、ほぼほぼ構内作業なんだから、大特持っていたから何?って感じですね。大特って特殊な車両を公道で走れるってだけの免許だな。

最後におまけ。昼飯です。この教習所は周りに何も無い。自分で用意するか、仕出し弁当を申し込むしかない。教習料金を払う自販機で買える。400円也。意地悪な見方をすると、講習生用に32個の弁当が置いてあった。これに職員用がいくつプラスされるか分からないけど、売上げ的にはそんなもんです。毎日なら….でも薄利多売の領域に収まっているのかなぁ〜よそ様の事とはいえ、余計な心配をしてしまうのである。久しぶりの労働?疲れた。