思ったより早く終わったな。色々と頭に来ている事があるが、それはやめたおこう。
江川と西本をコンビニで購入。安いコミック版です。江川卓氏が高校で活躍して、巨人に入るまでの事が描かれています。スペリオールで連載しているのは知っていた。ちょこちょこ読んだけど、これが面白い。江川卓がドラフトに3回かかったことは知っている。ただ高校時代は、ほとんど記憶がない。なぜなら俺がまだ小学校にすら、入学していないからね。
それから西本聖投手の入団前のエピソードも、俺には知らないことだらけだったな。これも単純に江川の高校時代のことと同じで、俺がまだ小さかったからだ。
江川卓の巨人入団で、欠かす事ができないのは、小林繁とのトレードです。小林繁さんが、存命中にテレビで話しているのを観た事がある。阪神に最高の条件を提示するなら、俺しかいないと…このマンガにはその辺の事も詳しく描かれていて、へぇ〜と思った。そんなに早くから考えていたのか。
いわゆる空白の一日ってヤツは、俺が一番最初に意識した大人のズルだ。1978年だから小5です。大人になってからは江川卓の立場と言うか、気持ちも分かるようになった。契約金や処遇の事は表に出て来ないで、ひたすら巨人に行きたいと言う気持ちです。黄桜のCMで小林繁・江川卓の対談が行われたのが、2007年の事だそうです。10年前か…その3年後に小林繁さんは鬼籍に入るわけです。
野球選手のエピソードを読んで、子供の頃を思い出してしまったよ。ズルを考えられるような、偉い立場にいない俺だけど、今はズルを考える方の気持ちの方が分かるな。文中一部敬称略