3月1日(金曜日)

一番電車で取りあえず伊那市を目指すために起床。一応、タクシー会社に電話を入れると、二件目で手配できた。ラッキーな事ではあるが、歩くことを前提にしていたので、早く着きすぎた。まだ駅が開いていなかったのである。仕方が無い。

本八幡→御茶ノ水→高尾→上諏訪→伊那市と乗り換えて現着しました。もう一本あとでも、伊那市の到着時刻は変わらない。ただ飯田線への乗り換えに余裕があるので、この選択をしました。ちなみに、あずさ1号を使えば、あと2時間は遅く出てこられる。まさに時は金成です。松本行きにそのまま乗っていると。9:35に松本に着きます。青春18きっぷならではの行程だな。

伊那市で降りる目的はこれです。山楽さんと言う中華屋さんです。伊集院光とらじおとの、俺の五つ星のコーナーで紹介されていた、餃子と焼きそばです。この餃子の味が忘れられなくて、食べられないか?が依頼内容だったかな?依頼者の思い出の店で働いていた人が、この地で開業して亡くなったらしい。でもその味を引き継いだ弟さんが、お店を継続しているのだとか。皮に特徴が有って、確かに他には無い食感ですね。餃子ライスより、ビールに合うか?ま、それは人それぞれだけどさ。

もしこの店が近所に有ったら、俺が押すのは焼きそばの方かな。高級な食材は入っていないけど、味のバランスが良い。そしてこの焼きそばと餃子の組み合わせが凄く良かった。これが俺の感想です。でもあの餃子をもう一度食べたいと言う、依頼者の気持ちもよくわかりました。唯一無二な感じがしたものなぁ〜行った甲斐がありました。

次の電車まで少々時間があるので、駅付近をぶらり。旭座と言う映画館は必見と言うので行ってみた。確かに、あの映画館は良いな。まだ街に古い建物が残っている感じで良いですね。

俺が気に入ったのは、このお肉屋さんが入っている建物です。伊那の街も、旧市街地より郊外の方が栄えているのだろうけど、電車で移動すると、こういう感じに動くから俺は好きだ。

伊那市発13:14の電車で豊橋を目指す。天竜峡で乗り換えて、豊橋着は18:00を回る。駅間の短い飯田線は、こまめに止まりながら走り、天竜峡までたどり着いた。ここから静岡県に入り、愛知に入るまでが秘境区間かな。何で駅が?って所を走り抜けていきました。飯田線はもう一度乗っても良いな。

お店がビジネスホテルと逆方向だったので、まずは食事。豊橋に来たのだから、豊橋カレーうどんです。ベタだな。勢川本店です。美味しかったですよ。奇抜な食べ物ではありません。

ただこのように、うどんの下にご飯が仕込んである2層構造です。カレーうどんとして食べて、その後カレーライス的に食べる…一度お試しあれ。

豊橋のビジネスホテルは当たりでした。素泊まりの状態でも、充分に満足ですが、朝飯と夜飯までついていた。夜はロビーでカレーライスが置いてあるだけ…と言っては失礼だな。俺にはそこまでするか?状態でしたね。カレーうどんの後にカレーライスでも無いし、第一いくら何でも入らないよ。豊橋ステーションホテルは、駅から徒歩五分。お勧めです。