今日も仕事が早く終わった。スーパーで買物を済ませて帰宅。さっとシャワーを浴びて、散歩がてらに行ってきました。本八幡のunjour cafeです。伊集院光とらじおとの、俺の5つ星のコーナーで紹介された店です。
ざっくりいきさつを書いておくか。リスナーから、青山のシャンドンというお店で食べた、マビヨンというお菓子をもう一度食べたい。何処かで食べられないか?と依頼があった→シャンドンは閉店している→下北沢に移ったらしい→そこも閉店→シャンドンで修業したパティシエに連絡が取れる→この人はマビヨンは作っていない→シャンドンのオーナーだった方に連絡が取れる→あの人だったら作っているんじゃないか?→それが本八幡のunjour cafeのオーナーだ→実際にunjour cafeで出しているマビヨンを、依頼主のリスナーに食べてもらう→間違いないと感動→unjour cafeのオーナーが作ったマビヨンを、シャンドンのオーナーだった方に食べてもらう→お墨付きをもらう。
番組としても奇麗にまとまったし、unjour cafeが我が家から近いから、行ってみたいとは思っていた。暇だからいってみたわけです。17:00過ぎにお店に到着して、マビヨンとアイスティーを注文すると、「ラジオ聞いてきたのですか?」といわれた。カフェとしてはアイドルタイムだし、俺の顔はRadio Server VJ-10になっていたと思う。店主と思しき方に訪ねると、2週間経つが、ラジオを聴いてきた…というお客さんがあとを絶たないらしい。喜んでいました。喜ぶほどの人数が来ているのね。ラジオってこの辺が凄い所です。質としての宣伝効果が高いのだ。
さて、肝心のマビヨンですが、番組で紹介されていた通りです。(当たり前か)クッキー生地の間に、クリームが挟んである半生タイプのお菓子です。見た目は地味で、Instagramにこれだけあげるには、撮影の技量が必要か?半生って所をのぞけば、パッケージされた箱に入っている、クッキー菓子にも見えなくは無い。加工品にして、大手メーカーが売り出してもおかしくはないな。違う物になるけどね。
って、なんか褒めてないみたいだ。ありきたりな言い方だけど、甘さといい食感といい大人の味です。依頼された女性リスナーも、仕事が辛い時にこれを食べて…などと言っていましたが、それも良く分かる。沢山いるお弟子さんたちも、自分のお店を出す時に、これをメニューにくわえるのを、躊躇した人も多いだろう。味は間違いないし、最初は売れ行きが悪くても、すぐに広まるでしょう。ただこのお菓子、相当手間がかかるようです。多分、挟んであるクリームに手間と時間がかかるのじゃないかな?
地味だとか、フォトジェニックじゃないとか、なんかネガティブな事ばかり並べてしまったが、俺の中では久し振りのヒットです。一個220円はバーゲン価格だと思うのですがね。要冷蔵の保管になるが、日持ちもするし、ささやかな贅沢をさせてもらうとするか。
帰り道に、古本屋で買った別冊のFOCUS。探せば我が家にもあるかもしれないが、350円だったので衝動買いです。2000年に発売された物だろうから、それでももう17年も前か。歳を取るわけだ。