2月27日(土曜日)お参りと映画2本

月末の病院および野暮用を淡々とこなす。ワンデーパスも売っていないし、素直にモバイルSuicaで移動します。順序は逆だけど、お参りの写真からアップしておきます。

このような出で立ちでした。コロナ禍は収束しないけど、小便小僧様を眺めて平和を感じています。

本当は銀座では一本の予定だったのだけど、連続で2本観て来ました。シネスイッチ銀座です。ここは本当に久しぶりだと思う。初めてかなぁ〜と思ったけど、多分初めてではない。

一本目はけったいな町医者です。ドキュメンタリー映画ですね。こっちの上映は気が付いておらず、2本目の痛くない死に方が目当てでした。尼崎で開業医をしている長尾和宏先生を追った映画です。在宅医療で多くのひとを看取っている、いわゆる町医者の方です。ご本人は、この町医者という言葉にもこだわりがあるようですね。

ドキュメンタリー映画なので、文字通り実際の映像です。直接的な映像もありましたが、これが良かったなぁ〜俺もあんな風に死にたいけど、看取ってくれる家族はいないからね。これ、大当たりな映画でした。

2本目はその長尾和宏先生が書いた原作本の映画化です。痛くない死に方…原作者のドキュメンタリー映画を観てこれは大成功でしたね。これは両方観て欲しいというか、セットで上映してもらいたいな。シネスイッチ銀座では、そんな形で上映していたけどね。もちろん、木戸銭は一本ずつですよ。

こっちも色々と見どころがあるけど、団塊の世代の患者の最後ってのが俺にはささったかな。俺達新人類に取って親よりもちょっと若くて、一番世話になったし、厄介な上司でもあった団塊の世代だ。それを宇崎竜童さんが演じていた。映画にもちょっと出てきたけど、親戚が終末期に対して口を出してくる。お前が面倒みるのか?と言いたくなる部分ですね。言う方にも言われる方にもなりたくない。この手の事はまず映画から入って行くのが良いか?2本ともジーンと来たな。どちらもお勧めです。