9月10日(日曜日)映画福田村事件(観てきた)

毎日これをチェックしているご近所の方々ご苦労様です。(一部の人に向けての嫌味です。)テアトル新宿で福田村事件を観賞です。かかっている場所が少ないのと、けっこうな話題作なので、一昨日即効で席を確保しました。8:20からの回だったけど、ほぼ満席でしたね。取りあえずWikipediaから福田村事件を引用しておきます。

福田村事件(ふくだむらじけん)は、1923年(大正12年)9月6日、関東大震災後の混乱および流言蜚語が生み出した社会不安の中で、香川県からの薬の行商団(配置薬販売業者)15名が千葉県東葛飾郡福田村(現在の野田市)三ツ堀で地元の自警団に暴行され、9名が殺害された事件である。

一言で言えば無知から来る集団ヒステリーが起こした事件か?あり得ないと思いつつも、こういう流れは今でもあると思うな。ネット上で起こっている事や、ワイドショーが有名人の不倫を叩くのに通じていると思う俺です。ネット上の誹謗中傷で自殺に追い込まれた人もいるしね。

この事件とは直接関係ないけど、行商団の15名は差別される側の人間だったようです。そういう表現も作品の中に出てきていて、テレビじゃこの手の作品は無理だよな。

何と言うか、とにかく全編に渡って俺にささりまくりの作品でした。今日一日ずっと引きずっています。もう一度観たいけど観に行けるか?久しぶりに心がざわついた映画でした。隣村のあの男が勧めるだけの事はある。