6月11日(月曜日)

いわゆるは袴田事件の再審請求を、東京高裁が棄却したとラジオで一報を聞いた。え〜である。あの状態の袴田さんをまた収監して…と思ったら、死刑と拘置の執行停止はそのままだと言う。直感でそういう事か?と思っていたら、分かりやすい解説が、Twitterで流れて来たので、引用しておきます。

DNA鑑定だけでなく、旧証拠と取り調べ録音テープなどの新証拠を総合的に見れば、袴田さん有罪の判断はありえないと思っていただけに、極めて意外な決定だ。再審開始は、新旧の証拠を総合的に判断し「確定判決における事実認定に合理的な疑いを生ぜしめれば足りる」とした、最高裁・白鳥決定はどこに行ったのか。
 再審は取り消すのに、死刑と拘置の執行停止はそのままというのは、まったく整合性がない。東京高裁は、自分たちの手で袴田さんを死刑台に連れていく自信はなかったのだろう。
 やはり死刑囚が再審を求めていた名張毒ぶどう酒事件では、第7次請求で名古屋高裁刑事1部(小出錞一裁判長)が再審開始を決めたのに、同高裁刑事2部(門野博裁判長)がそれを取り消し、結局、請求人は獄中で死亡した。
 袴田事件についても、最高裁で時間をかけて審理する間に、当人が死亡し、手続きが終了すればよいという、裁判所の願望が透けて見える。

https://news.yahoo.co.jp/profile/author/egawashoko/comments/posts/15286960373668.4b44.14784/

Yahoo!ニュースより引用です。

全くこの通りだとしか思えない。この事件そのものは、鬼平犯科帳風に言えば、チキショウ働らきです。鏖(皆殺し)の強盗殺人だ。今の時代でも死刑でしょう。それがこんなウヤムヤな形で、終わろうとしているのか?